家具工房ひょうたん蔵の製作記録などを綴った日記です。
久々の展示会出店
10月25日(木)

11月5日(月)から12日(月)まで港南台バーズ1Fで「こだわりのクラフト展」という展示会に出店します。

このようなクラフト展では他にいろんなジャンルの作家さんたちと交友できて楽しい部分もありますが、うちのような家具屋はその都度の搬入搬出が結構大変なんです。デパートの営業時間が終わったあとに、トラックいっぱいに積み込んできた家具を、2人で何度も行ったり来たりして会場まで運び込むのです。スタッフの方に手伝っていただける時もありますが、大体は自分たちだけでやるのです。
他のクラフト作家の人たちはほとんどが小物中心ですからダンボール箱などに品物を詰め込んで台車で1、2回で運びきってしまいます。あとは展示台に並べるだけですから、サクッと終わらせて「それじゃ、お先に〜。」とサクッと帰って行ってしまいます。
毎回その光景を見るたびに「うらやましいなぁ」と思っていました。搬入搬出の時はいつもうちは一番最後まで残っていることになります。

しかも大物家具なんてたかだか1週間の会期のうちにそう売れるもんじゃないですから結局ほとんどの物を持ち帰ることになるのです。
2、3年前までは結構いろんな所に出させていただいていたのですが、そんなことを幾度となくやっているとさすがに嫌気がさしてきました。

おかげさまでだんだんとオーダー家具の仕事が忙しくなって来たのもあって、そのような場からしばらく遠ざかってしまっていたのです。

でもやっぱり日々の仕事をこなしているだけでいると、贅沢な話かもしれませんが、なんとなく物足りなさを感じて来てしまうのです。今回またお誘いがあって、「久々にやってみてもいいかな。」なんて思ってしまったのが運のつきだったのかもしれません。

聞いてみると「ひょうたん蔵」に割り当てられる展示スペースは9坪もあるそうです。これって埋めるとなると結構な広さなのです。
だいたい家具屋はこのような展示会では場所埋めのために利用されるものなのです。それは充分わかっているのですが、出す方としても「どうせやるなら自分たちの作品を一つでも多く持って行って多くの人にご覧いただきたい。」などと思ってしまうのが常なのです。

そこでうちに今ある在庫を調べてみたところ、小物類がだいぶ品切れになっているではありませんか。もうチョッと在庫がいろいろ残っているはずだと思っていたのですが・・・
そういえばここのところしばらくオリジナル品を作っていませんでしたから、当然こうなっているだろうことは予測がつきますが、どうも自分は現実を直視しないで楽観視しすぎる傾向にあります。

いまさら「展示スペースを狭くしてください。」とはなかなか言い出せませんので、一種類でも多くのオリジナル品を急いで作らなくてはなりません。さもなければうちのエリアだけとても殺風景な展示場になってしまいそうです。

そんなわけでここしばらく通常のオーダー仕事は妻に任せっきりで、僕は一つでも多くのオリジナル作品を作るために必死になっているところです。
たまにはこんなメリハリを感じるためにも展示会に出展したりすることは必要なのかもしれません。(R)