家具工房ひょうたん蔵の製作記録などを綴った日記です。
耳付きダイニングテーブルの製作
8月12日(日)

耳付きダイニングテーブルの製作です。天板は栗の2枚接ぎ(はぎ)になります。
栗材 2枚接ぎ

希望のサイズに仕上がるよう大雑把に丸鋸で木取ります。
材料 木取り

その後片面の平面を出すのですが、手押しカンナでは幅が足りないので今回は電気カンナを使います。
電気カンナ


片面が平らになったらプレナーに何回か通して板厚を決めていきます。
もともと50ミリ厚の板材でしたがねじれや反りを取っていって最終的に40ミリになりました。
それから2枚の板をバッチリ接ぎ合わせるために手押しカンナで接ぎ面を削り合わせます。
とにかくこのサイズになると堅木の無垢材は重くて取り回しが大変です。必然的に手持ちの電動工具の出番が多くなります。
汗だくになりながらなんとか接ぎまで終わらせました。接着剤が乾くまでしばらく放置しておきます。

その間、別の仕事であるキャンピングカーの家具製作用の部材のプレスをしておきました。
こちらは突き板合板を練って使うフラッシュ家具です。
同じ家具を作る仕事でも無垢家具とは素材や作業工程が全然違うので、使う機械や道具もそれぞれ異なります。
どこがどう違うのかを細かく説明するのは大変なのでここでは省きますが、合板は無垢材と違い木の収縮や狂いがありませんから、無垢材だったら出来得ないような材の使い方が許されます。また、自由自在に曲面を作ることもできますからデザインの幅は格段にひろがります。

そういうものに私もついつい気が向いて浮気心が芽生えてしまいそうになりますが、無垢の家具普及委員会の一人としては、そのような誘惑に負けないように常日頃から気をつけています。(R)