家具工房ひょうたん蔵の製作記録などを綴った日記です。
納品
12月7日(金)

今日は納品が2件と現調が1件あって、一日中トラックでドライブでした。

一件目は戸塚にある椅子張り屋さんに前々からアンティーク家具の修復を頼まれていたのですが今月に入ってやっと時間が取れたので修理して今日ようやくお届けすることができました。内容はアンティークテーブルの脚が一本取れて無くなってしまっていたのでそれと全く同じものを作って取り付けるということでした。最初は大したことないだろうと甘く考えてお引受けしていましたが、いざ作り始めるのに細部をよくよく観察してみるとかなり面倒臭い彫刻が施されています。彫刻刀持って木を削るのなんて何年もやっていませんから「こりゃ大変だ。」と思いながらも一度引き受けてしまったからには出来る限りの努力をして作り直さないといけませんので、じっくり腰を据えて一日かけてやっと一本の脚を完成させました。あとの塗装仕上げは椅子張り屋さんにお任せします。
僕自身はアンティーク家具などにあまり興味は無く今回このような機会でもなければじっくりと観察することなど無かったはずです。そういう意味ではいろいろ勉強になることもありましたが、昔のものだからといって必ずしも良いつくりをしているとは限らない。ということも改めて確認できました。だってこんなに力が掛かるような部分の接合なのに木ダボと接着剤だけに頼っているのですからこんな作りでは折れてしまうのは当前です。
帰り際にはまた別の椅子の修復もお引き受けすることになりました。家具修理の仕事はあまり割には合いませんが、その家具を使われている方の大事な思い出が詰まっているものだと思うと「自分のできるかぎりのことはなんとかしてあげなくてはいけないのかな。」などとボランティア精神でお引き受けすることにしています。まあ、しっかり手間代はいただきますから、偉い話でもなんでもありませんが・・・

アンティーク家具の修復

次に、先日「そら豆ダイニングテーブル」をお買い上げいただいた横浜のお客様宅に納品にいきました。このテーブルはオリジナル定番商品ですからオーダー家具と違って僕が好き勝手に考えて作った「ひょうたん蔵」らしさを最も表している家具です。それを気に入って買っていただくというのは製作者として非常にうれしいことであります。
お客様には末永く使っていただけることを願っています。

そら豆てーぶる

3件目も横浜のお宅で今度は現調です。玄関の下足入れの製作のため、細部の採寸と打ち合わせをしてきました。

今日はすべて横浜市内で済みましたが、一日中トラックに乗って街中を走るのは慣れていないせいか疲れました。(R)