家具工房ひょうたん蔵の製作記録などを綴った日記です。
ひょうたんの収穫4
10月29日(月)

10月もあと3日で終わりで、今年も残すところ2ヶ月になってしまいました。あ〜、今年もあっという間の一年でした…。

秋のはじめ頃に収穫した「ひょうたん」ですが、灰汁抜きをすると言って水につけてあるまま、もう半月が過ぎていたのですが、ここの所少々忙しいのを理由に、水替えだけして実は放置していました。
さすがにずいぶんとふやけてきている様子でしたし、今日も引き続き良いお天気でもありましたので、干してあげる事にしたんです。

ひょうたんの乾燥


ひょうたんの中には、水がタプタプに入っていますので、それを抜きだして、棒に突き刺し逆さまにしておきます。ずいぶんと臭いも落ち着いてきて、これで乾けばようやく完成です。種もずいぶんとたくさん採れました。

ひょうたん12


確か種を植えたのが4月でしたから、それからもう7ヶ月も経っているのです。植物を収穫するまでって、手間がかるもんですね。
今年は形が様々ではありますが、20個近く収穫する事ができました。
(立派な棚を作ったので、もうちょっと多い予定だったのですけど。)
来年はもうちょっとイロイロと工夫して、棚に鈴なりのひょうたんがぶら下がっているのを下から眺めたいなぁ。って思ってます。

ここ最近の夏はとにかく暑いですから、ツル植物であるひょうたんも、緑のカーテンとしてこれから活躍してくれるのではないかと思うんです。確かに「キュウリ」「ゴウヤ」「へちま」に比べると、食べられないし、使えないしではありますが、縁起の良いモノでもありますし、とにかく一つ一つの形が様々で、表情がとてもカワイイのです。種出しが臭いのが難点ですが…。
これから、ひょうたん蔵では春から秋にかけての大事な仕事の一つに加わりそうです。(S)
久々の展示会出店
10月25日(木)

11月5日(月)から12日(月)まで港南台バーズ1Fで「こだわりのクラフト展」という展示会に出店します。

このようなクラフト展では他にいろんなジャンルの作家さんたちと交友できて楽しい部分もありますが、うちのような家具屋はその都度の搬入搬出が結構大変なんです。デパートの営業時間が終わったあとに、トラックいっぱいに積み込んできた家具を、2人で何度も行ったり来たりして会場まで運び込むのです。スタッフの方に手伝っていただける時もありますが、大体は自分たちだけでやるのです。
他のクラフト作家の人たちはほとんどが小物中心ですからダンボール箱などに品物を詰め込んで台車で1、2回で運びきってしまいます。あとは展示台に並べるだけですから、サクッと終わらせて「それじゃ、お先に〜。」とサクッと帰って行ってしまいます。
毎回その光景を見るたびに「うらやましいなぁ」と思っていました。搬入搬出の時はいつもうちは一番最後まで残っていることになります。

しかも大物家具なんてたかだか1週間の会期のうちにそう売れるもんじゃないですから結局ほとんどの物を持ち帰ることになるのです。
2、3年前までは結構いろんな所に出させていただいていたのですが、そんなことを幾度となくやっているとさすがに嫌気がさしてきました。

おかげさまでだんだんとオーダー家具の仕事が忙しくなって来たのもあって、そのような場からしばらく遠ざかってしまっていたのです。

でもやっぱり日々の仕事をこなしているだけでいると、贅沢な話かもしれませんが、なんとなく物足りなさを感じて来てしまうのです。今回またお誘いがあって、「久々にやってみてもいいかな。」なんて思ってしまったのが運のつきだったのかもしれません。

聞いてみると「ひょうたん蔵」に割り当てられる展示スペースは9坪もあるそうです。これって埋めるとなると結構な広さなのです。
だいたい家具屋はこのような展示会では場所埋めのために利用されるものなのです。それは充分わかっているのですが、出す方としても「どうせやるなら自分たちの作品を一つでも多く持って行って多くの人にご覧いただきたい。」などと思ってしまうのが常なのです。

そこでうちに今ある在庫を調べてみたところ、小物類がだいぶ品切れになっているではありませんか。もうチョッと在庫がいろいろ残っているはずだと思っていたのですが・・・
そういえばここのところしばらくオリジナル品を作っていませんでしたから、当然こうなっているだろうことは予測がつきますが、どうも自分は現実を直視しないで楽観視しすぎる傾向にあります。

いまさら「展示スペースを狭くしてください。」とはなかなか言い出せませんので、一種類でも多くのオリジナル品を急いで作らなくてはなりません。さもなければうちのエリアだけとても殺風景な展示場になってしまいそうです。

そんなわけでここしばらく通常のオーダー仕事は妻に任せっきりで、僕は一つでも多くのオリジナル作品を作るために必死になっているところです。
たまにはこんなメリハリを感じるためにも展示会に出展したりすることは必要なのかもしれません。(R)
三増合戦まつり
10月21日(日)

今日は久々にスッキリとした秋晴れでした。

午前中、隣の地域の「三増合戦まつり」をのぞきに行ってみました。
三増は、戦国時代に武田信玄と北条氏が戦った舞台で、その御霊の冥福を祈るお祭りだそうです。

三増合戦祭り2


会場は広々とした草原で、舞台にはチビッ子から大人達までが戦国武将の格好で、ばっちりきめています。馬に乗っている鎧姿の人もいて、出陣式が始まり、皆で「エイ、エイ、オ〜〜!」と団結していました。400年前には、本当にこう言った事が行われていたのかと思うと、とても不思議な感じがします。今は車が行き交うこの道も、その頃は馬が走り回って、戦いがあったりして。

出陣の場面しか見ることができませんでしたが、「ほうとう」をご馳走になりながら、とても珍しいものを見る事ができました。(S)

三増合戦祭り

来年こそ・・・
10月18日(木)

今日はあまりうれしくないニュースがありました。
実は僕は自分で言うのもなんですが30年来の筋金入りのロッテファンでして・・・
密かに日本シリーズ進出を期待していたのですが、その期待が夢と散ってしまいました。もともとシリーズ2位だったのですからこれ以上のことを望むのは贅沢なことだと思いますが、やっぱり2年前の再現を密かに期待していたのです。
成瀬とダルビッシュの息詰まる投手戦が予想され、今日は朝からドキドキして仕事に身が入らない感じでした。
結果は予想外にも一方的な試合展開になってしまいマリーンズの良いところがほとんど出せずファンとしてはガッカリでしたが、まあここまで一年間楽しませてもらったのですから良しとしましょう。
思えば今年のシーズンはなかなか本調子にならず、こんなんでは優勝なんかとうてい無理でしょう。と何度も諦めていましたが結果シーズンを日ハムと2ゲーム差の2位。クライマックスシリーズも第2ステージの最終戦までもつれこませたのですから「よくやった!」という他はありません。
気持ちを切り替えて日本シリーズはパリーグ覇者の日ハムを応援しようと思います。
そして来年こそはシーズンで1位。CSでも圧倒的な力を見せつけて文句なしの優勝を勝ち取ってもらいましょう。(R)

THE QUARTET
10月15日(月)

前から楽しみにしていた「THE QUALTET」のコンサートに行ってきました。
文字通り「これぞクワルテット!」というメンバーが揃いました。
もう今では残り少ないマイルスの申し子、ジャズの巨人たちが息の合ったプレイを聴かせてくれるとあっては、いちジャズファンとして聴き逃すわけにはいきません。

ライブハウスでお酒や食事を楽しみながら気軽に聴くジャズと違ってコンサートホールできちんとジャズ演奏を聞くのはかなり久しぶりなのもあって開演前からワクワクドキドキでした。
演奏が始まってからもハービーたちの奏でる音を一音も聞き漏らすまいと、かなり集中して聞き入っていました。
やはりそれぞれが最高レベルのジャズミュージシャン達ですから絶対的なオーラを発していて神々しく見えてきます。

彼らの十八番的な曲目を多く演奏してくれていてそれだけで充分楽しめましたが、CDなどで聴いていた過去の演奏とは全く別物の新しい姿に変えてしまっています。おそらく同じ曲でもやるたびに毎回ドンドン変化していくんでしょうね。
ほとんど原形をとどめない位になっている曲が多くて、何の曲を演っていたのかわからなくなってしまうこともしばしばです。
派手に盛り上がることのない地味〜な内容でしたが彼らのつくりだす深い味わいのある世界にどっぷりと浸ることができました。

帰りしなその余韻に浸りながらも、正直次はド派手なビックバンドジャズなんかを聞いてウップン晴らししたくなったのは残念ながら僕だけではないんじゃないかと思いますが・・・(R)
ひょうたんの収穫3
10月11日(木)

今日は秋晴れでとても良い天気でした。朝、庭に出てみるとキンモクセイの良い香りがしてきて…っと最初は思ったのですが、その良い香りの中に、ぬかみそ?クサヤ?を連想させる異臭が…。今月はじめに、種出しを終えて、水につけてある「ひょうたん」からかなり強烈な臭いが発生しているのです。ウ〜〜ッ、これは本当に臭い。

ひょうたん9


恐る恐る蓋を開けてみると、漬かっているるひょうたんの外側の皮がベロリとむけています。しっかりとゴム手袋をして、1つずつそっと取り出し、タワシで優しくこすってあげます。皮は、意外と簡単にとれました。

ひょうたん10


外側の皮がキレイにむけたら、水でよく洗って、次は灰汁抜きをする為に、またキレイな水につけておきます。これをすると、悪臭がとれ、キレイに仕上がるのだそうです。完成までもう一息です。

とにかく、あの悪臭を発生していた「汁」が無くなっただけでもホッとします。でも、もしも「ひょうたんごっこ」を使わなかったとしたら、もっと強烈な臭いがするらしいのですが、いったいどれだけ臭いのでしょう…。毎年キンモクセイの香りがしてくると、この臭いを思い出しそうです。(S)




花壇を作る
10月9日(火)

先日、門柱の間に看板を製作したのですが、その下に花壇を作り、草花を植えてみようと思っています。

まずは長い梁の材料を門柱の前後に置き、ボルトでしっかりと固定しました。念のため枠の内側には、木が土に直接触れないように防水シートを張りました。下がコンクリートで、水がそこそこ抜けてくれないといけませんから、「枠を置いた」という感じです。

花壇1

枠の中には、まずプランターの底にある中敷を敷き詰め、隙間から土が出て行かないように割れた植木鉢の欠片を乗せてみました。

花壇2

その上に、大玉の赤玉土を敷き詰め、肥料を混ぜ込んだ黒土を入れています。

花壇3

花壇4

今日のところは、草花を植えるところまでは行かなかったのですが、相模原のガーデンショップで見つけた、気に入った草花をいくつかチョイスして、寄せ植えしてみようと思っています。植物は徐々に成長してきて、大きくなった時の姿も考えなければなりませんから、出来栄えの良し悪しはセンスが問われそうですね。ガーデニングも奥が深そうです。(S)
学習机 納品
10月5日(金)

都内まで学習机の納品に行ってきました。
来年小学一年生になる娘さんとお母さんとが一緒に勉強するための学習机です。お母さんは某一流大学の講師で、しかも現役の大学院生でもあるそうです。だから論文を書いたり、授業の準備をしたりでいろいろ大変なのだそうです。

2つのデスクは横並びにせずL字型に並べて使うことがお客様の当初からのご希望です。
親子といえども付かず離れずの関係を保ってお互い勉強に集中するためのレイアウトなのでしょう。L字型というのはどうしてもコーナーにデッドスペースが出来てしまい、使いにくい部分もあるのですが、もともとそれぞれの机自体は結構大きめのサイズなので勉強するスペースとしてはこれでも十分なはずです。

ゆくゆく娘さんが成長なさって個室をお持ちになった場合にはそれぞれの机を別々に使うことも想定して作っています。そのため後ろの本棚も2分割になっています。

学習机2

娘さんの本棚のひょうたんマークを抜いた仕切り板はスライド式になっておりブックエンドの役割を果たします。机サイドには手作りの丸頭のフックを3個付けました。

学習机のフック

お母さんの机には様々な樹種の木片を並べて転び止めを作りました。

学習机の転び止め

基本的には学習机として真面目に機能するよう作っていますが、チョットだけ遊びの部分を盛り込ませていただきました。勉強にお疲れになった時、フッとなごんでいただけるといいですね。(R)

ひょうたんの収穫2
10月2日(火)

先日収穫したひょうたん達は、引き続き「ぬるま湯を注入→ひょうたんを揺する」の作業が4日間続きました。実に地味な日々であります。

「ひょうたんごっこ」を溶かした液を、初日に注入しただけで、いったい中で何が起こっているのかはわかりません。(ちょっとカットしてみてみたいところです。)ただ、確実に時間をおくと、首切りいっぱい入っていた水が減っていて、ゆするとチャポチャポと空洞ができている音がしています。

今日は続きの工程です。
満タンにぬるま湯を足していたひょうたんの中身を全部出します。
あまり無理のかからない程度に、ひょうたんをゆすりながら出します。
ドボドボと種も一緒に出てきます。若干臭ってくるのと、ドロドロした物が出てくるのがたまにキズですが、出てきた汁も大事にとっておかなければなりません。

ひょうたん6


全部中身を出し終わったら、出てきた汁に水を足して、空になったひょうたんを漬け込みます。今度はひょうたんの外側の薄皮をむくための漬け込みです。出てきた種は、ザルですくって乾かし、来年植える用の種として保管しておきます。

ひょうたん7


臭いが漂ってきたり、虫が近寄ってくると困るので、バケツにだいたいあう大きさの蓋を作って乗せてあります。このまま2週間ぐらい置いておきます。

ひょうたん8


ひょうたんは、収穫までよりも収穫後に手がかかります。
一つ一つ大きさも形も違うので、どれも上手く出来上がってくれれば良いんですが...。(S)