7月4日(水)
今はオーダーのダイニングテーブルを製作中です。
「ひょうたん蔵」では基本的に無垢の家具の場合、自然の木の温もりを感じていただくために塗膜を作らないオイルフィニッシュで仕上げています。
しかし、ウレタン塗装などのように塗膜で木の呼吸を封じ込めていないため、どうしても木の本来持つ性質(反りや伸び縮みなど)が生じやすいのです。
無垢の家具を製作する場合、この厄介な木の性質をうまくコントロールすることが重要な仕事の一つでもあります。
最もわかりやすい例を挙げますと、
無垢材のテーブルの天板は、反りが一番心配なところです。木は普通、木表(年輪の外側)の方に凹に反ります。そこで反り止のために、「吸付き桟」というものがあります。
一見、天板の裏にただ棒を貼り付けただけのように見えるでしょうが、実は天板に微妙に先細りの蟻溝加工が施してあり、この「吸付き桟」をハタガネでギュウギュウ締めながらやっとはめ込めるくらいの固さに調整してあります。
「天板」と「吸付き桟」とは木目方向が直交しているので伸び縮みの度合いが全く違います。ですから接着剤や木ネジなどで緊結してしまうと余計に割れや反りの原因になります。だから天板は自由に伸び縮みでき、なおかつ反りを止めるためにはこの方法がベストなのです。
普段から無垢の家具をきちんと作っている家具職人は当然のようにこの作業を行って、少しでも長く使えるテーブルを作る努力をしています。
「吸付き桟」は一つの例として挙げましたが、他の多くの部分でも木への細かい気配りをしながら家具を製作しています。
木の性質をあまり理解していないデザイナーなどがスタイルばかり追い求めてデザインして作られた家具の中には、見掛けだけはカッコ良くても中身は?という物が見られます。残念ながらこういった家具が巷に結構あふれています。貴重な資源を無駄にしないためにも作り手には最小限の木の知識と手間を惜しまない気持ちを持って頂きたいものです。
そのうち「無垢の家具は高価で壊れやすいだけ」などというレッテルを貼られてしまっては困りますから。

今はオーダーのダイニングテーブルを製作中です。
「ひょうたん蔵」では基本的に無垢の家具の場合、自然の木の温もりを感じていただくために塗膜を作らないオイルフィニッシュで仕上げています。
しかし、ウレタン塗装などのように塗膜で木の呼吸を封じ込めていないため、どうしても木の本来持つ性質(反りや伸び縮みなど)が生じやすいのです。
無垢の家具を製作する場合、この厄介な木の性質をうまくコントロールすることが重要な仕事の一つでもあります。
最もわかりやすい例を挙げますと、
無垢材のテーブルの天板は、反りが一番心配なところです。木は普通、木表(年輪の外側)の方に凹に反ります。そこで反り止のために、「吸付き桟」というものがあります。
一見、天板の裏にただ棒を貼り付けただけのように見えるでしょうが、実は天板に微妙に先細りの蟻溝加工が施してあり、この「吸付き桟」をハタガネでギュウギュウ締めながらやっとはめ込めるくらいの固さに調整してあります。
「天板」と「吸付き桟」とは木目方向が直交しているので伸び縮みの度合いが全く違います。ですから接着剤や木ネジなどで緊結してしまうと余計に割れや反りの原因になります。だから天板は自由に伸び縮みでき、なおかつ反りを止めるためにはこの方法がベストなのです。
普段から無垢の家具をきちんと作っている家具職人は当然のようにこの作業を行って、少しでも長く使えるテーブルを作る努力をしています。
「吸付き桟」は一つの例として挙げましたが、他の多くの部分でも木への細かい気配りをしながら家具を製作しています。
木の性質をあまり理解していないデザイナーなどがスタイルばかり追い求めてデザインして作られた家具の中には、見掛けだけはカッコ良くても中身は?という物が見られます。残念ながらこういった家具が巷に結構あふれています。貴重な資源を無駄にしないためにも作り手には最小限の木の知識と手間を惜しまない気持ちを持って頂きたいものです。
そのうち「無垢の家具は高価で壊れやすいだけ」などというレッテルを貼られてしまっては困りますから。


